先日、『TuneMobie』様からレビューのご依頼がありましたので、実際にサービスを利用した感想を率直に書いていきたいと思います。
簡単に言うと『TuneMobie』とは、SpotifyやApple Musicの音源をmp3などのファイルに変換してダウンロードできるWindows/Mac用のソフトです。※厳密には音源そのものをダウンロードしているわけでは無いので、その辺は後述してます。
TuneMobieを使う意味
そもそも、ストリーミングは事前にダウンロードしておけばオフライン再生も可能なのですが、モバイル端末の場合は専用アプリから再生する必要があったり、事前のダウンロードをしたところでDRM保護機能がついているため、特定の端末でしか聴けなかったり、CDに焼くことができない仕様になっています。
しかし、『TuneMobie』を利用すれば、mp3などのファイルに変換してダウンロードできるので、ダウンロードした音源を移行させればインターネット非対応の端末で音源を再生することができます。
例えばインターネット非対応の旧型のipodやウォークマン、その他mp3プレイヤーなどでも使えるようになりますし、CDに焼いてCDコンポやカーステレオで聴いたりすることができるわけです。
MAC用のSpofifyソフトを使ってみた
『TuneMobie』には、Spotify用の『Spotify Music Converter』とApple Music用の『Apple Music Converter』の2つがあります。
今回は『Spotify Music Converter』のMAC版を利用してみました。
OS:Mac 10.9.5(Mavericks)以降
CPU: 1G Hz以上
画面解像度: 1024×768 ピクセル以上
メモリー: 512MB 以上
必須環境: Spotify/インターネット接続
対応出力形式:MP3/M4A/WAV/FLAC
対応OS: Windows 10/8.1/8/7(32-bit & 64-bit)
CPU: 1G Hz以上
画面解像度: 1024×768ピクセル以上
メモリー: 512MB以上
必須環境: Spotify/インターネット接続
対応出力形式:MP3/M4A/WAV/FLAC
ドラッグ&ドロップ→変換クリックのみ!
『Spotify Music Converter』と『Spotifyのミュージックプレイヤー』をそれぞれ起動した状態で、Spotifyからダウンロードしたい任意の曲をドラッグして、『Spotify Music Converter』側にドロップするだけ。
すると下記のような感じで『Spotify Music Converter』側に曲が追加されるので変換ボタンを押すだけ。
あとはバッググラウンドでmp3ファイルに変換してくれるので、最小化して終わるまで放置していればOK。
変換が完了した後は下記のような感じでフォルダ内に変換したmp3ファイルが入ってます。
あとはこれをCDに焼くのもよし、ウォークマンなどに移動させるもよし、ご自由に。
ID3タグもきっちりコピーされているので、自分で曲情報やアルバム情報を打ち込む必要もありません。
試しにiTunesに追加してみると
曲順やアルバムのアートワークもきっちり表示されています。
実際に使ってみて分かったSpotify Music Converterのメリットとデメリット
メリット
- 無料期間やSpotifyの無料アカウントでも使える
- 変換作業が簡単
- バックグラウンドで処理してくれるので変換後は放置で良い
- 音質も良い
実際に変換した曲を再生してみると、音飛びなどもありませんでしたし、音質に関しても自分でビットレートを選べるため、320kbpsで変換すると違いは分かりませんでした(もしかしたら高級なオーディオを使用した場合は差を感じるかもしれませんが)
また、私は思い出として、旅行の記録をiMovieで作ったりしているのですが、mp3ファイル形式なのでiMovieでも使うことができます。
デメリット
- 変換に時間が掛かる
曲単位ではそこまで気になるレベルでは無いかもしれませんが、アルバム単位だと、変換(パソコンに取り込む)までに結構時間が掛かります。
環境で多少誤差はあると思いますが、1曲3〜4分くらいでした。
とはいえ、バックグラウンドで処理してくれているので、急ぎで利用することが無い方は特に気になることもないかと思います。
違法性は?
さて、このソフトを利用する上で気になるのが『著作権』ですよね。
『著作権で保護された音源をダウンロードする』というと、違法なイメージがありませんか?
実際、私もこの手のことに関しては詳しくないので、率直に今回依頼を頂いた『TuneMobie』様に「違法性がないのか?」問い合わせてみました。
その結果としては、『日本国内の利用に於いても合法』とのことです。
と言うのも、『音源のダウンロード』と書きましたが、厳密にはTuneMobieは音源を直接ダウンロードするソフトではなく、バックグラウンドで再生する音楽を録音して保存するという仕組みになっています。
要するに、『DRMを解除してダウンロードする』ではなく『キャプチャ』にあたり、探してみると、実際に他にも数多くの同様の機能を持つソフトが販売されていました。
勿論、録音した音源を公開したり第三者に渡したりすると違法になると思いますが、個人利用の範囲では問題は無いと思われます。
画像のスクリーンショットを自分の端末に保存しているようなものと考えれば分かりやすいのでは無いでしょうか?
※ただし、ソフトの利用は自己責任でお願いします。
TuneMobieの価格
価格はMac/WindowsそれぞれのSpotify版もApple Music版も同じです。
Spotify Music Converter | |||
---|---|---|---|
プラン | 年間ライセンス | 永年ライセンス | ホームライセンス |
料金 | 2280円 /年 | 4580円/買い切り | 8980円/買い切り |
インストール可能台数 | 1台 | 1台 | 5台 |
Apple Music Converter | |||
---|---|---|---|
プラン | 年間ライセンス | 永年ライセンス | ホームライセンス |
料金 | 2280円 /年 | 4580円/買い切り | 8980円/買い切り |
インストール可能台数 | 1台 | 1台 | 5台 |
また、それぞれに『無料体験版』が存在しており、無料体験版では曲ごとに三分しか変換できないという制限が存在しています。
まずは無料体験で試してみても良いですし、全ての製品に30日間内返金保証がついています。
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