昨今、IOTが普及すると共に、切っても切り離せないのが「プライバシーリスク」です。
どこから情報が漏れたのかを特定するのも困難な上、別サービスと連結して使っている物も多いので、たとえどこかのサービスのパスワード1つ流出してしまっただけで、クレジットカード情報はおろか、「誰と?いつ?どこで?何をしたのか?」さえ分かってしまう危険性があります。
しかし近い将来、そういったセキュリティーリスクを簡単に払拭できるようになるかもしれません。
自宅のルーターに接続するだけで匿名化できる「Winston」
アメリカの大手クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で現在出資者を募集している「Winston」は、ルーターとモデムを接続するだけで簡単に個人情報を守ることができる夢のような製品です。
Winstonでできること
ポップアップ広告やアドブロックは勿論、トラッキングの追跡や同意の無いデータ収集を無効化できます。
またWinstonでは、IPアドレスを隠して暗号化することで匿名の状態でインターネットにアクセスすることができます。
匿名でのインターネット接続というとVPNやTorブラウザが有名ですが、TorはそもそもTorブラウザを利用する必要がありますし、VPN接続でのネット利用は低速でソフトウェアがインストールされていないテレビ、セキュリティシステム、およびデバイス上のデータを暗号化することはできません。
一方Winstonは、モデムに繋いでる為、接続している全てのデバイスでプライバシーを守ることができるようです。
個人は勿論、企業に需要がありそうなサービスですね。
クラウドファンディングの内容
プロジェクトの支援は209USDから。
内容は利用に必要な本体セットと1年間の利用保証がつきます。どうやら利用するのにサブスク契約が必要そうです。
349USDからは終身会員のサブスク権利がつきます。
最後に
勿論、クラウドファンディングなのでプロジェクトが途中で断念してしまうケースもありますが、期待したいプロジェクトですね。というか、私がこのプロジェクトを知るのが遅すぎたのですが、あと6日で支援受付が終了します 笑
現時点で既に1696%に達しており、必要資金を確保できています。
今年の10月には商品が発送されるそうなので、興味を持った方は急ぎましょう!!
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