最近立て続けに個人情報の流出が起きていますね。
つい先日、ファイル送信サービス「宅ふぁいる便」にて約480万件の顧客情報が流出した事件がありましたが、本日31日に匿名質問サービス「Peing-質問箱-」を運営するジラフが約150万件の情報が流出した可能性があると発表しました。
宅ふぁいる便とは?
大阪ガスグループの「エルネット」が運営する宅ふぁいる便は、最大300MBまでの大容量のファイルを送受信する無料のサービスです。
web上から送信したい相手の「メールアドレスの記入」と「ファイルのアップロード」をするだけで簡単に使えるサービスだった事から、多くのユーザーが利用していました。
宅ふぁいる便で流出した情報は
- 氏名(ふりがな)
- ログイン用メールアドレス
- ログインパスワード
- 生年月日
- 性別
- 職業・業種・職種
- 居住地の都道府県名
- 居住地の郵便番号
- 勤務先の都道府県名
- 勤務先の郵便番号
- 配偶者・子供
などのかなりパーソナルな情報が流出しております。
Peing-質問箱とは?-
Twitter上で自身に対しての質問を匿名で募り、それに対する回答をするサービスです。
Peingはもともと個人が開発したサービスだったのですが、製作者が制作体制に限界を感じたことからジラフに買収されました。
流出した情報は下記の通り
- メールアドレス
- パスワード
- 連携したサービスの情報※
Facebookの場合は「アカウント名」「氏名」「プロフィール写真」「メールアドレス」など、個人を特定できるレベルの情報が漏えいした可能性があるそうです。
今回は主に国内向けサービスでの情報流出として危機感を持っている方も多いと思いますが、このような個人情報の流出騒ぎは昨今珍しいものではなくなってしまいました。
現時点で被害が確認されていないだけで、既にあなたの情報も流出している可能性は高いです。
余談ですが、Peingの質問箱サービスは自演も多いそうです
過去に自分の情報が流出していないか調べる方法
「have i been pwned?」というサイトを使えば、過去の情報流出事件であなたの情報が含まれていないかを無料で調べることができます。
詳しい使い方は下記の外部サイトをご覧になってください。
それにしても、紹介したサイトの方々全員が個人情報漏えいしていたみたいですね 笑。
私も実際にやってみましたがどうやら心配はなさそうでした。
迷惑メールが頻繁に来る方はほぼ間違いなく情報が漏えいしているようです。
もしも情報が漏えいしていた場合、「どこまでの情報が流出しているのか」「現在もWeb上の情報が漏えいしたままなのかどうか?」も分かるので一度は確認しておくことをおすすめします。
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