中国メーカーDOOGEEの「S90」は”世界初”外付けモジュールで機能拡張できるのがウリのユニークなスマートフォンです。
具体的には下記のような4つのモジュールがあり、カメラ機能の向上やゲームパッドなどに利用することができます。
ということでそれぞれのモジュールを簡単にご紹介します。
DOOGEE「S90」の拡張モジュール
1.バッテリーモジュール
5000mAhという大容量のバッテリーモジュールがあるのでモバイルバッテリーは不要です。
S90自体がもともと5050mAhのバッテリーを内臓しているため、合計で10050mAhにもなります。
2.ゲームパッドモジュール
スマホでゲームをする方には嬉しいゲームパッドモジュール。
勿論カスタムキー設定もできるので、様々なゲームアプリに利用することができます。
ちなみにスマホ用のゲームパッドはアクセサリーとして色々な物が販売されています。
3.トランシーバー・モジュール
アウトドア派の方に嬉しいデジタルトランシーバー用のモジュールもあります。
400〜480MHzの帯域で通信できるので、携帯の利用圏外でも利用することができます。
なかなか一般の方はトランシーバーを利用する機会はありませんでしょうが、あると便利かもしれません。
4.ナイトビジョン・カメラモジュール
暗所でも綺麗にカメラ撮影できるナイトビジョン・カメラモジュールは実用性がかなり高そうですね。
基本スペック
紹介が前後しましたがDOOGEE S90の基本スペックは以下の通り
DOOGEE S90の主なスペック | |
OS | Android 8.1 |
SoC | Helio P60 |
RAM / ROM | 6GB / 128GB |
ディスプレイ | 6.18インチ |
カメラ | アウトカメラ:16MP + 8MP インカメラ:8MP |
サイズ | 168.50 × 80.7 × 14.10mm |
重量 | 300g |
対応バンド | 4G:FDD-TLE:B1(2100)/ B2(1900)/ B3(1800)/ B4(1700/2100)/ B5(850)/ B7(2600)/ B8(900)/ B12(700)/ B17(700)/ B19(800)/B20(800)/ B28(700)TDD-TLE:B34(2000)/ B38(2600)/ B39(1900)/ B40(2300)/ B41(2500) |
その他 | デュアルSIM / 指紋認証 / 顔認証 / 90°ワイドアングルカメラ / 急速充電 / IP68 / IP69k/ MIL-STD-810 |
S90の特徴を一言で説明すると「性能の良いタフネススマホ」です。
防水・防塵は最高クラスであり、衝撃にも強い本格的なタフネススマホですが、カメラ性能や本体スペックを犠牲にした多くのタフネススマホとは違い、S90はスペックも充実しています。
たとえばSoCにはミドルクラス上位に位置するスマホに搭載されることの多い「Helio P60」を採用していたり、5050mAhの大容量バッテリー内臓しているなど、本体のみを見てもなかなか良い性能ですが、それに加えて前述したモジュールを利用することにより更に性能を拡張することができます。
タフネススマホは総じて重いですが、S90も同様に300gと6インチスマホとしては重めです。
メリットとデメリットは表裏一体
モジュールで機能を拡張することを前提としたユニークな機種ですが、逆に言うとモジュールをつけなければいけない面倒臭さがあります。
しかし上記のようなモジュールで拡張できる機能を本体にまとめれば、その分更に重く・大きくなりますが、モジュールとして分けてしまうことで、必要な時に必要なモジュールを持ち運ぶだけで良いというメリットがあります。
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