そういえば先月ぐらいに入手したZenFone Live(L1)のレビューを書こう書こうと思って全く書いていなかったのでそろそろ書きます 笑
ZenFone Live(L1)は色々なMVNOで安く買える為、格安SIMとのセット契約で候補の1つに挙がる事も多いかと思います。
実際私はとくに必要としてなかったのですが、家族がBIGLOBEモバイルの『SIMのみ契約』をしようとしてたのでセットで購入に切り替えて実質1円で手に入れた結果、ゲーム専用機にしています 笑
(メイン機としてどうか?は下記のレビューを参考にしてください)
ZenFone Live (L1)が向いてる人/向いていない人
『処理の重たいゲームするかしないか?』が大きな分かれ目と言えます。
あとはバッテリー持ちもカメラ性能もそれなりに良いです。
ちなみにカメラはこんな感じです。
私のZenFone Live(L1)は購入してからずっと自宅でパチスロアプリの専用機になっていて夜景を撮影した事がないため、他の方の撮影した画像になります 笑
はじめに:ZenFone Live(L1)の基本スペック
ZenFone Live (L1) | |
---|---|
OS | ZenUI Android 8.0ベース |
SoC | Snapdrago 430 |
SIMサイズ | nanoSIM |
メモリ/ストレージ | 2GB/32GB |
ディスプレイサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1,440×720ドット (HD+) |
カメラ性能 | アウト 1,300万画素 イン 500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
防水 / 防塵 | – |
SIMスロット | MicroSD+SIMスロット×2 (DSDS対応) |
イヤフォンジャック | あり |
USBタイプ | Micro USB |
本体サイズ/重量 | 約147.2mm x 約71.7mm x 約8.1mm/約140g |
対応バンド | 3G B1/5/6/8/19 4G B1/3/5/7/8/18/19/26/28/38/41 |
その他 | 顔認証対応/FMラジオ対応/WiFiの5Ghzに非対応 |
Docomo/au/Softbankの3キャリア+楽天モバイルにも対応している為、国内で使用する分にはどこの回線でも利用できます。
スペック的にはエントリーモデルなので、例えばアクションゲームのような処理の重たいアプリの使用には適していませんが、WEBサイトの閲覧やライトなゲームの利用などで処理の重さを感じる場面はありません。
SIMカードの入れ方とアクセスポイント追加の設定
自分でSIMカードを刺した事が無い方は迷うと思う為、一応SIMカードの入れ方と設定も書いておきます。
まず本体左上の穴に付属のピンを差して、下に押します。
するとトレイが出てきますので、そこにnanoSIMを入れてあげればOK。
「パチっ」と言う音がしないので、ちゃんと入っているか不安だと思いますが、下の画像のようにnanoSIMとトレイの形状を見れば向きが判断できます。
SIMカードを本体に入れたら、今度は自分の挿入したSIMカードの回線を端末側が受信できるように設定します。とはいえ、プリセットで各MVNOの情報が入っている為、ボタンを押していくだけで簡単に設定できます。
本体上部から下に向かってスワイプすし歯車ボタンを押すか、アプリの『設定』を開き、『無線とネットワーク』を選択します。
次に『モバイルネットワーク』を選択
『アクセスポイント名』を選択
各MVNOの一覧が出てくるので自分の契約しているものを選択すれば完了です(このスマホに限らず、セット購入したスマホはだいたいプリセットで色々なMVNOのデータが入っています)。
ここからレビュー
さて、レビューはここからになります 笑
使ってみて良かったポイント、悪かったポイントなど。
良い点1:薄い!軽い!!
ZenFone Live (L1)は5.5インチの縦長のスマホなのですが、縦長な分本体の厚さが8.1mmと薄くなっています。
手の小さな女性にも扱いやすいと思います。
また、本体の重量も約140g(単一電池一本ぐらい)なので、長時間持ちっぱなしの状態でもない限り疲れません。
良い点2:電池持ちが結構いい!
本体に搭載されているバッテリーは3,000mAhと、とくに大容量と言うわけではありませんが、5.5インチというサイズや最近のスマホに比べて低解像度(解像度が高いとそれだけバッテリー消費にも繋がる)というのもあって、結果的に電池持ちは良い方です。
低解像度という書き方だと汚そうに感じますが、実際スマホで見る分には十分綺麗です。
あくまで最近のスマホと比べて解像度が低いというだけ。
良い点3:モバイルマネージャーアプリが便利
ASUSのスマホに搭載されている『モバイルマネージャーアプリ』が結構便利です。
簡単に言うと自分のスマホを最適化してくれるアプリなのですが、むしろスマホに全く詳しく無い方に教えておくと良いでしょう。
たとえば「ウェブサイトやアプリを終了せずにいっぱい立ち上げると動作が遅くなったりバッテリーの減りが速くなるよ!」と教えたとしても、初めての人には理解が難しいと思います。バックグラウンドで〜とか言われても・・・。
そんな時にはこのアプリを立ち上げてスキャンを実行してください。
スキャンを実行すると、バックグラウンドで起動しているアプリを教えてくれて、停止することができます。
『PowerMaster』という項目では「残りのバッテリー残量でどのくらいの時間持つのか?」ということもわかります。
他にも、モバイルデータの通信量の確認や上限設定をSIMごとに行えます。
ちなみにメモリの解放は、本体上部の一覧からでもワンタップでできます。
良い点4:簡単に内部デザインを変更できる
『テーマ』アプリからワンタッチで簡単にスマホのデザインを変更することができ、これがなかなか楽しいです。
テーマは有料の物もありますが、下の方に行くと『Free Themes(無料テーマ)』というグループがあります。
あとはタップして任意のものを『ダウンロード』するだけ。特に会員登録も不要ですぐに利用できます。試しに下記のテーマを適用してみました。
ダウンロードするとこんな感じ⇩
背景どころかアイコンまで可愛らしくなりました 笑
ちなみに私は色々試した結果、下記のテーマに落ち着きました。
まぁこんな感じで気分に合わせて色々と楽しむことができます。
ちなみに、内部デザインの変更という点で言うと、『設定』- 『拡張機能』から簡単モードをONにすると、『らくらくフォン』ライクなデザインに変わります。
良い点5:子どもとスマホを共有できる
ZenFone Live (L1)には『キッズモード』が搭載されており、子どもとスマホの共有も簡単にできます。
ここで言う『共有』とはデータの共有でなく、文字通り本体の共有です。
例えば塾に行く時だけスマホを持たせたり、家の中で暇つぶしに使わせてあげたりなどなど。
何ができるかというと
- アプリの利用制限
- アプリの時間制限
- 通話に応答の許可設定
などができます。
キッズモードを適用するには『設定』-『拡張機能』から『キッズモード』をタップするだけ。
初回起動時にナビゲーションと共にいくつか設定をします。
案内にしたがってピンコード(子どもに使わせないようにする為のパスワード)や表示させても良いアプリなどの情報を入力するとキッズモードが立ち上がります。
左下は『ペアレンタルコード』の設定。右下は元のモードに戻るボタンです。勿論元のモードにはピンコード入力が必要なので、子どもが勝手に元のモードに戻すことはできないようになっています。
キッズモードで制限できる内容は下記のような感じです。
何気にピンコード入力による通話制限とか良いですよね。スマホを貸している間に勝手に仕事の電話などに出られても困りますし 笑
一度設定してしまえば、あとは毎回『設定』-『拡張機能』からキッズモードを立ち上げると設定後の状態で使うことができます。
悪い点1:Wifiの5Ghz帯に非対応
ZenFone Live (L1)はWifiの5Ghz帯に対応していない為、ルーターとスマホの間に電波干渉するものがあれば、Wifi電波の掴みが弱くなる可能性があります(よく言われるのが電子レンジやBluetooth機器との電波干渉)。
ZenFone Live (L1)で使える2.4GHz帯は電波が遠くまで届くメリットがありますが、いずれにせよ選択肢が無いのは素直にデメリットです。
悪い点2:ボリュームボタンの位置が上過ぎ!
まず、手の大きさは人により異なるので誰にとっても最適な位置など存在しない、というのは分かります。
ただ、ZenFone Live (L1)はせっかくスリム且つ軽量で片手操作しやすいスマホなのにも関わらず、ボリュームボタンが結構上の方についています。
手の小さな私では、ボリュームを下げる事はできても上げるボタンまでギリギリ指が届きません 笑
じゃあボリュームボタンと電源ボタンを両方押せる位置でスマホを握ると、今度はピンコードのボタンに指が届かないという・・・
結局、状況に応じて両手使ったり、スマホ揺すってグリップしてる位置を変えたりしてます・・・。
あきらかに片手操作が不可能なくらい大きなスマホの場合はこのような不満を言う気はしませんが、片手操作しやすそうサイズなだけに片手だけで操作が完結しないことが歯がゆい!!笑
ZenFone Live (L1)は幾らぐらいが買いなのか?
個人的にはBIGLOBEモバイルのキャンペーン(現在は終了)を利用して1円で手に入れられたので不満のつけどころがありませんが、7〜8,000円ぐらいなら購入する価値はあると思います。
他のエントリーモデルと比較すると、予算10,000円程度で考えているなら他の海外スマホでもっとスペックの良い端末が見つかる筈です。
とはいえ、10,000円前後でZenFone Live (L1)よりも良いスマホあると書きましたが、あくまで海外サイトから直接個人輸入をした場合の話であり、格安SIMとのセット購入で考えた場合、キャンペーンを含めずに考えれば多くの会社で最安値付近に位置付けられているスマホです。
既に上記で挙げた独自のテーマ変更やキッズモードなどZenFone Live (L1)ならではの魅力もありますし、『格安SIMを使えるようにするAPN設定の手軽さ』をなどを考慮すると人によって10,000円以上の価値があるかもしれません。
しかし記事を書くのが遅過ぎて、現在ZenFone Live (L1)が大幅に割引になっているキャンペーンは無いようです 笑(今のところ一番安いのはLINEモバイルの一括9,880円セール+1,000円分のポイント還元)です。
※LINEモバイルのキャンペーン情報をはこちら。
4/13現在で端末のめぼしいキャンペーンとしては、IIJmio(みおふぉん)の『人気スマホ100円キャペーン』がオススメです。
ZenFone Live (L1)よりも性能の良いHuawei nova lite p30が一括100円で売ってます(まだ在庫があるのか分かりませんが)。
IIJmioのキャペーンはこちらから
IIJmioのキャンペーン概要や月額料金などは下記の記事にまとめております。
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