本日2/18にSoftbankが新プランの正式名称と料金プランを発表したので、改めて(MVNOではない)各社の最新情報をまとめました。
料金/サービス比較
※価格は税別
ahamo (Docomo) | povo (au) | LINEMO (Softbank) | Rakuten UN-LIMIT | |
---|---|---|---|---|
月額 | 2,980円 | 2,480円 | 2,480円 | ※1年間0円 (先着300万名) その後は最大2,980円 |
データ量 | 20GB | 20GB | 20GB | ※無制限 (楽天エリア内) 5GB |
データ超過後 | 1Mbps | |||
時間帯による速度制限 | なし | あり | あり | あり |
通話料金 | 5分以内は無料 超過後は20円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | ※無料 (通話アプリ利用時) 20円/30秒 |
かけ放題オプション | 1,000円 | 5分以内かけ放題:500円 かけ放題:1,500円 | 5分以内かけ放題:500円 かけ放題:1,500円 | – |
開始時期 | 3/26 | 3月中 | 3/17 | 受付中 |
申し込み方法 | WEB | WEB | WEB/LINE | WEB/店頭 |
強み |
|
|
|
|
ahamoの強みと向いている人
個人的には『初めて』と思うくらい、大手3社の中で一番メリットを感じたahamo。
ahamoが向いてる人は
- 海外旅行によく行く人/これから海外に留学・滞在予定の人
- 家族がDocomoを使っている人
です。
ahamoでは【海外82の国々・地域で、20GBの月間データ容量を追加料金なく利用できる】ので、短期の海外旅行の際はahamo契約をしているスマホを持っていけば、空港についた瞬間からデータ量を気にせずにGoogle Mapなどを利用できますし、海外留学などの場合も現地の携帯を契約するまでの”繋ぎ”として便利です。
海外利用の注意点としては、【15日を超えて長期間海外で利用される場合は、通信速度が制限される】という事です。そのため、基本的には15日以内の海外利用をするかどうか?で考えた方が良いです。
ahamoは【既存のDocomoプランからahamoにプラン変更した場合も、継続利用期間が引き継がれる】ので、ahamoから再度ギガホプランなどへ変更した際でもそれまでの継続利用の恩恵を受けることができますし、ahamo自体が割引になることはありませんが『みんなドコモ割』のカウント対象にはなるため、現在家族でDocomoを使っている場合は、グループの中からahamoへプラン変更した人がいたとしても『みんなドコモ割』の割引はそのまま受けられます。
更にたまたまTwitterで見かけた情報ですが、【ahamoは(混雑時などの)時間帯で速度制限することはない】そうです。
返信が遅くなり失礼いたしました。
— ahamo (@ahamo_official) February 16, 2021
ahamoのデータ通信において、時間帯による制限はございません🙅
ただ、その他ドコモのプランと同様、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります⚠️#ahamo
povoの強みと向いている人
povoが向いている人は
- 20GB以上のデータを使う事がある人
です。
というのも、povoは唯一【200円の追加料金を払った日は、24時間データを無制限で使える】というトッピング(=オプション)が使えるからです。
しかもその際はテザリングも無制限で使えます。
特にモバイル通信でゲームや動画の視聴などをしなければ20GBもあれば十分だと思いますが、急な出張時にパソコンでデータのやりとりが必要あるような人にとってはかなり使い勝手の良いサービスではないでしょうか?
個人的にも、国内利用だけを考えるとpovoが一番良いと思います。
また、そもそも評判が良く、利用しているユーザーも多いUQモバイルやauからも手数料無料で移行できる点も良いですね。
LINEMOの強みと向いている人
LINEMOに向いている人は
- オンライン手続きが不安/面倒
- LINEをよく使う人
- eSIM対応のスマホを使いたい人
です。
LINEMOは【LINE利用時にデータ消費しない】という特徴がありますが、正直LINEで消費するデータ量は知れています(動画の送受信を頻繁にする人は別ですが)。
それよりも、手続きが簡単というところがメリットだと思います。
LINEMOはLINEでのeKYCに対応しており、要するに【スマホで免許証の写メや自撮り画像をLINEで送るだけで、即時に本人確認が済む】というもので、案内に沿って写真撮影するだけで良いので、手軽に利用開始することができます。
加えて物理カードが必要ないeSIMにも対応しているので、eSIM対応のスマホを持っている人なら、申し込みをして即座に利用開始することができます。
また、LINEMOでは『LINEスタンプベーシックコース(月額240円)』が無料で使えるようになるそうです。(今夏対応予定)
また、auのpovoと同じく、LINEMOもY!mobileやSoftbankから手数料で無料で移行できるのも魅力です。
個人的には国内利用だけを考えると、LINEMOよりもpovoの方が僅差で優っているように感じますが、オンライン代理店のキャッシュバックがつくならLINEMOの方がお得になると思います。(どちらにするか迷っている人はまだ契約しない事をおすすめします!)
ちなみにまだどこの代理店もキャッシュバックがあるのか無いのか判明していないようですが、キャッシュバックが気になる方は下記のSoftbankオンライン代理店をチェックする事をおすすめします。(問い合わせしても答えてくれると思いますが、私が聞いた段階ではまだ不明との事でした)
上記はSoftbankのオンライン代理店ですが、Y!mobileのオンライン代理店も運営しているため、Softbank – Y!mobile – LINEMO間の情報には信頼が持てるのでおすすめです。
Rakuten UN-LIMITの強みと向いている人
Rakuten UN-LIMITは、先着300万名なら1年間無料なので、その期間内は全ての人におすすめです。
楽天エリア(楽天の基地局)以外では月5GBまでという制限があるものの、楽天エリア外の人であっても毎月の携帯料金は0円ですからサブ機としても良いでしょう。
自宅や職場が楽天エリアに対応していたら、わざわざWifiに接続しなくてもデータ無制限で快適にネットを使えるので、その恩恵は絶大です。
また、良心的なのは、4/1よりRakuten UN-LIMITは新プランに移行し、20GB以上の月は2,980円/3GB〜20GB利用の月は1,980円/1GB〜3GB利用の月は980円/1GB以下の月は0円になります。
要するに、利用データ量が20GB以下の時は安くなるように改良されますが、新プランへは自動的に切り替えてくれます。(勿論、無料期間内の人は4/1からも無料のまま)
そんなわけでも、4/1からのRakuten UN-LIMITは、たとえ月額料金が無料でなくなっても他社に比べてお得度が高くなります。
逆に以下のような人には向いていないかもしれません
- 仕事用のメインで使う人(通話)
- Rakuten UN-LIMITで購入した端末を他でも使いたい人
というのも、Rakuten UN-LIMITでは通話も0円なのですが、通話は自動的にアプリ経由になるため、Docomoやau,Softbankよりも通話品質の面では劣ります。
個人的にも利用しているのですが、相手方には若干こもった感じに聴こえるそうです。
「気にはならない程度」で通話に全く支障はありませんが、取引先との電話によく利用しそうな人にはおすすめしません。
また、せっかくRakuten UN-LIMIT契約時にせっかく購入した端末を後々他社でも使いたいと思っている人も考えた方がいいでしょう。
楽天モバイルはDocomo,au,Softbankよりも対応している周波数が少ないので、Rakuten UN-LIMIT以外では電波の掴みが悪い可能性があります。(例えば楽天オリジナルスマホなんかは楽天回線用に作られているため)
ちなみに現在Rakuten UN-LIMITでは最大25,000ポイントの還元キャンペーンを開催しており、私も一括2万円のRakuten Handを購入して24,999ポイントの還元キャンペーンを利用しました。(月額0円なのに4,999円分お得!)
できれば月額0円のうちに契約しておきましょう。
下記は私の別サイト(※楽天モバイル関連以外は情報が古くなっています)ですが、下記でお得に契約する方法を書いています。
コメント