約1万円の激安4Gタブレット「Teclast P10S 」実機レビュー

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※この記事は1年以上前に書かれたものです。情報が古い可能性があります。

国内でコスパの高いタブレットと言えばAmazonタブレットが群を抜いています。

実際に私もAmazonタブレットを所有していてゴロ寝しながら使うのには便利なんですが、残念ながらWifiタブレットなので外でネットができないというデメリットがあります。

【格安タブレットが欲しい】【でも、できれば外でも使えた方が良い!】という方にオススメなのがTeclastのP10Sです。

以下、初期設定やSIMの設定などの解説をしながらレビューしていきます。

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同梱物

箱の中身は

  • タブレット
  • 説明書
  • 充電器
  • 説明書

あとはSIMスロットを開ける際のカードピンも入っているようなのですが、見当たりませんでした(開封の際にどっかに吹っ飛ばしてしまったのかな?)

まぁカードピン自体はクリップのような物でも代用できる為、そこまで重要な物でもありません。

一応説明書は日本語を含め、様々な言語で書いてあります。

とはいえ、特にたいした事は書いてありません 笑

起動とセッティング

起動するとまず初期設定の画面になります。

スペック表には「多言語」、同梱の説明書にも日本語があることから、てっきりデフォルトで日本語が選べると思っていましたが、デフォルトでは日本語が見当たりませんでしたので後で日本語化しました。※後述

Googleアカウントの紐付け項目などが出てきましたが、とりあえずWifi設定以外は全部Skip。

シンプルなメニュー画面

デフォルトの画面はかなりシンプル!

Teclast P10Sは対応バンドこそ少ないものの、4Gネットワーク対応なので電話もできます(画面左下のアイコン)。

日本語化

正直、普通に動画やネットサーフィンをするぐらいなら日本語化する必要性は無いと思いますが、SIMカード設定時に英語表記だとちょっとやりにくいので、まずは日本語化。

Windows PCが必要ですが、下記の記事を参考にさせて頂きました。記事通りにやれば特に問題無くできると思います。

【Android】端末を日本語設定ができない(ロケールがない)中華スマホを日本語化する方法
中華スマホのSIMフリー端末が人気で、様々なメーカーからAndroid端末が発売されています。次から次へと魅力的な製品が発売されますが、海外通販から購入した端末の場合、稀に日本語ロケールが入っていない端末も存在します。 今回は日本語ロケールが入っていない端末を日本語化する方法を解説します。 ページコンテンツ日本語がない...

ちなみに、PowerShell画面でコマンドを打ち込んだ時にうまくいきませんでしたが、MoreLocate2をダウンロードしてから再度やってみると成功しました。

 

注意!
電源を切ると、立ち上げ時に英語に戻ってしまうので、日本語に戻したい場合は毎回アプリからJapaneseを選択しなければいけません。常に日本語で使いたい方は少し面倒かもしれません。

アプリ一覧

設定画面もバッチリ!

格安SIMのAPN設定

設定画面を日本語化して見やすくなった為、次はSIMの設定に移ります。

SIMとSDカードのスロットは本体上部にありますが、裏面に書いてあるので分かりやすいです。

開封時にカードピンを無くしたようなので(入ってなかった疑いもありますが)、手持ちのカードピンを代用しました。クリップなど先の尖ったもので引っ掛けると簡単に開きます。

ちなみに、SIMはMicro Simなので手持ちのNano SimのカバーをつけてサイズUPしました。

プリペイドSIM買った時の縁を切り取っただけの簡易的なものですが 笑

Nano SIMからの変換ツールは数百円で購入できます。


続いてAPN設定ですが、私はBIGLOBEモバイルのD回線で試しました。

設定方法はスマホと同じ。

「ネットワークとインターネット」から

「モバイルネットワーク」を選択し

「アクセスポイント名」から新規追加でAPN情報を入力するだけ。

あとは、保存したAPNを選択すればOK。

試しにモバイル回線でチェックしてみました。

完璧!

ついでに通話も試してみた

タブレットで通話はなかなかしませんが、他のBluetooth機器と連結させて使うことは考えられますね。



特に着信も通話も不具合なくできました。ちなみにVoLTE通話可能。

Teclast P10Sは地味に良いところがたくさん!

一通りの設定を終えたところでレビュー。

正直なところ、普段使いするとはいえ「今更敢えてメモリ2GBの端末ってどうなのかな?」と思っていたのですが、想像以上に動作が軽快で、細かい点で地味に使いやすいです。

動画の読み込みが速い!

たとえばYoutubeなどで、再生箇所を移動した際・・・

画像はAmazonのタブレット

この様にクルクルと読み込みに時間が掛かったりするんですが、Teclast P10Sは好きな箇所を再生したい時の読み込みがほぼ無いので、こまめに再生箇所を移動させても読み込みによるストレスがありません

とはいえ、読み込みは回線速度や画質によって異なる為、あくまで現在使っているAmazon Fire HD 8 タブレットと比較した時の話です

ピクチャーインピクチャー対応!

ピクチャーインピクチャーとは要するに小窓表示です。

たとえばネットサーフィンをしながら小窓で動画を再生しておけるので、かなり便利です。

表示箇所はウィンドウの位置は手動で変更することができ、当然ですが、音声も出ています。

たとえばネットショッピングしながら同時に映画やドラマも見れちゃいます。

※Youtubeは有料プランでないとピクチャーインピクチャーが使えないようです。NeftlixとAmazon Primeでは問題なく使えました。

画面分割が使える!!

10インチもあると画面分割がかなり実用的です。

たとえば上記で「Youtubeはピクチャーインピクチャーが有料プランでしか利用できない」と書きましたが画面分割でYoutubeを再生しながらネットサーフィンができます。

ニュース動画見てて分からない事をすぐに探せたりして、便利なんですよね。

あと価格比較とか。

勿論アプリも起動できるので、楽天マガジン起動させながら何か見たり。

ちなみに画面分割は右下のボタンを長押しするだけ。

すると、画面が分割されるので、あとは立ち上げたいアプリなりを開くだけ。

10インチだと分割後の画面でも、だいたいスマホと同じぐらいの大きさになるので、WEBサイトの文字も個人的には拡大もせずに読めてイイ感じ。

ベンチマーク結果

一応貼っときます。あくまで指標の1つですが、意外に総合ベンチマークスコアは9.7万!!

いやいや、ゲームしなければ全然十分過ぎる。

本体が重い!

個人的には多少重量感がある方が高級感があって好きなんですが、ちょっと重すぎます

700gもありますからね、たとえば電車で立っている時に片手で持っておくは結構辛いと思います。

スタンド必須。

Amazonの10インチタブレットは重量が200gも軽いですし。

一方で厚さはTeclast P10Sの方が2mmほど薄いです。ほんと、薄さは申し分ないんですけどね 笑

[追記]
実測値のご質問がありましたので測ってみました。

製品ページの情報では700gで、それよりは軽かったのですがどっちにしろ重いことには変わりありません

ちなみに、埃かぶった100円均の計りを引っ張りだして来た為、多少誤差はあると思います

 

音質は?

ステレオサウンドなので、音質はそれなり。とはいえ、音に拘りがある方にはオススメしません。

あくまでステレオというだけで、汚い音ではありませんが特段良くもありません。

その他

液晶もフツーに綺麗ですし、「何故そんなとこに?」という位置ではありますがイヤフォンジャックもあります。最近はどんどんイヤフォンジャックが無くなってきてるので、ワイヤレスイヤフォンじゃないと使えなかったりしますもんね。

なぜそんな角に・・・

結局、買いか否か?

重さのデメリットはあれど、1万円程度でこの内容なのでかなり良いと思います

なにせ4Gタブレットですし、前述した「日本語化の面倒くささ」を省けば、少なくともAmazonタブレットよりはコスパが良いと思います(最後に比較してます)

タブレットでやる事なんて限られてますし、英語でも問題ないとは思いませんか?

700gという重さも、「持っている分には重い」けど「運ぶ分にはたいした事ない重量」なので、スタンドや膝の上で使う事が多い人には特にデメリットでは無いんじゃないでしょうか?

むしろ片手で使うことを想定している方は10インチではなく、7〜8インチタブレットをオススメします。

バッテリー持ちについては、もう少し使用してみないと分からないですが 6000mAhのバッテリーを積んでいるので結構持ちそうです

Amazon Fire HD 10とのスペック比較

ちょうど10/30に新型のFireタブレットが発売されるので比較してみました。


Teclast P10S

Fire HD 10
メモリ/ストレージ2GB 32GB2GB 32GB
※64GB版もあり
OSAndroid 9.0Fire OS
ディスプレイ10.1インチ
解像度1280 x 8001920 x 1200
対応バンドFDD-LTE:B1/B3
TD-LTE:B39/B40/B38/B41
WCDMA:B1
TD-SCDMA:B34/B39
GSM:B3/B8
非対応
Wifi802.11b / g / n802.11a/b / g / n/ac
カード拡張128GBまで512GBまで
本体サイズ240 x 150 x 7.9mm262 x 159 x 9.8mm
重量700g504g
ポートマイクロUSB
3.5mmイヤフォンジャック
Micro SD
Simカード
USB-C
3.5 mmイヤフォンジャック
micro SD
内臓スピーカーステレオスピーカーDolby Atmos、
デュアルステレオスピーカー
日本語非対応対応
内臓マイクあり
Google Play対応非対応
本体価格9,700〜12,000円程度
※キャンペーンにより異なる
15,980円
詳細詳細

特に優れている部分を赤字にしてみましたが、こう見るとどちらにも良い部分・イマイチな部分があります。

ただ前述したようにAmazonはWifiタブレットだということと、Google Play未対応というのが大きいですね。

価格差も含めて考えるとTeclast p10sの方が圧倒的に良いと思います。

ただし、日本語化については自己責任になるので、最悪英語のままでも支障が無いという方以外にはオススメしません。

クーポン情報などはコチラで随時更新しております。もしかしたらP10Sのクーポンもあるかもしれないので是非チェックしてください。

OEMアンロックについて

ご質問の1つに「OEMアンロックができるか否か?」という質問がありましたので開発向けオプションのメニュー画面のスクショを貼っておきます。

私は全く詳しくないのですが、アンロックできるとカスタムROMを焼ける可能性があるそうです。

メーカーアップデートを過ぎた後でもセキュリティやAndroidのバージョンアップが可能になるそうです。

要するに、結果的に長く端末を使える可能性がある、と。

この辺りの事は技術的な事に詳しい方なら当たり前の知識かもしれませんが、正直私はあまり外部から手を加えて云々とやった事が無いのでよく理解していません

中途半端な事を言ってしまうのはかえって良くないので、カスタマイズ的な事に関しては答えられませんが、その他のご質問や、今回ご質問して下さった方のようにピンポイントに「○○というメニューありますか?」などと聞いて下されば分かる範囲でお答えしますのでお気軽に。

※いつかこういったカスタマイズも含めて有益なアドバイスができるように精進します 笑

SIMの挿入方向について

ご質問があったので追加しました。

本体を裏に向けた時にSIMの角が丸まった部分が右上に来ます。

コメント

  1. vincent より:

    購入しました。価格に比して良い製品かと。解像度とカメラがイマイチですがこの値段では仕方ないですね。SIMカードの差し込み方向が分からないので教えて頂け無いでしょうか?間違うと抜けなくなりそうでこわいので。宜しくお願いします。

    • onib より:

      すいません!コメントに気づくのが遅くなり返信が遅くなってしまいました。
      取り急ぎ写真を撮ったのですが、コメント欄に画像が貼れなかった為、記事の最後に追記しております。

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