携帯料金に自宅の固定回線など、契約会社が増えれば毎月の出費はもちろん、各契約状況の管理などが面倒くさくなりませんか?
携帯電話料金こそ、2年縛りが実質的に撤廃になりましたが、固定回線やポケットWifiは未だに数年ごとの自動更新が多いのが実情です。
ということ今回は、できるだけ【契約を簡単】且つ【安くする】方法をご紹介します。
この方法を使う利点
毎月の出費が安い
契約を減らせるのでスッキリする
外でもネットができる
縛りが無い
※今回紹介する方法は、家族で使うのではなく基本的に単独で使う方に最も適しています。
SIMフリーモバイルルーターを使う!
結論から先にいうと、SIMフリーのモバイルルーター(ポケットWifi)に任意の格安SIM(もしくは大手キャリア)のデータSIMを挿して使うという方法です。
基本的にデータSIMは電話番号付きのSIMと違って翌月に解約しても違約金が発生しないので、契約に関しての縛りもありません。
また現在契約している携帯会社の追加SIM(データ容量を共有するプラン)を利用して使えるなどの柔軟さがあります。※後述
つまり、SIMフリーのモバイルルーターだけは自分で購入する必要がありますが、あとはそれぞれ自分に合った方法を選択することができます。
モバイルルーター選びのポイント
SIMフリーのモバイルルーターはAmazonなどのネット通販で購入可能です。
ポイント1;対応バンド
基本的にこれがあれば後はSIMカードを挿して使うことができるのですが、その端末が対応している「バンド」は必ずチェックしてください。
せっかくSIMフリーのモバイルルーターを購入しても、「au回線には対応してなくて使えない」とか「一部のDocomo回線にしか対応してないから遅い」などのトラブルが考えられます。
既に契約している携帯会社のSIMを使う場合は、自分が使っている携帯会社のバンドに対応していればとりあえずは使えますが、将来的に会社を変えるかもしれない事を考えると、基本的には日本国内全てのバンドに対応しているSIMフリーモバイルルーターを購入していた方が良いと思います。
ポイント2:通信速度
各回線には通信速度がありますが、回線と同様に端末にもそれぞれに通信速度があります。
たとえば幾ら契約している回線の品質が良くても、そもそも端末が対応していなければそのスピードは出ません。
普段スマホでデータ通信している時に不満を感じなくても、パソコンやテレビなどで利用する際は画面が大きくなるので、その分高画質の動画を観ようとするとスマホより通信が遅くなって不満に感じる事があるかもしれません。
また、後述しますが、十分な速度が確保されていないとモバイルルーターに同時接続した場合に遅くなる可能性も考えられます。
ポイント3:同時接続数
端末の同時接続数もきちんと確認しておきましょう。大概の端末は家族複数人で使えるぐらいの同時接続数は確保されています。
ポイント4:その他
自宅で使用する際にはバッテリーを繋ぎっぱなしで利用すれば良いかもしれませんが、外で使うことが想定される場合はバッテリー持ちも良いに越したことはありませんし、デュアルSIMといって、端末に2つのSIMカードを挿して切り替えられる端末もあります。
デュアルSIMはたとえば海外に行った時に現地のSIMカードに切り替えて使えるので便利ですが、もちろんこれらを全てに拘っていたら端末代金も上がるので、自分の中で優先度を決めて割り切ることが安く抑えるコツです。
おすすめのSIMフリーモバイルルーター
Aterm MR05LN
自宅回線の代わりに使うなら最もオススメなのが、「Aterm MR05LN 」です。
Docomo,au,Softbank全てのプラチナバンドに対応しており、GHz+1.5GHz+800MHzという3つの異なる周波数を同時にキャッチすることができるので電波が途切れにくく速度も速いです。また、オプションのクレードルを使用するとLANケーブルで接続することが可能になったり、SIMを挿入する時にAPN設定という初期設定が必要なのですが、複数のプリセットデータが入っているので設定が簡単!おまけにデュアルSIM対応。同時接続数は最大10台。対応バンドが広く、利用できる国も多いので、海外出張・旅行でも役に立つうえ、そもそも固定回線のルーター代わりにもなるという最強のモバイルルーターです。
FREETEL ARIA2
ちなみに私が所有しているのはARIA2という端末で、こちらも対応バンドが広くオススメだったのですが、私が購入した当時は4,000円ちょっとだったのが現在Amazonで見たところ当時の倍以上の金額なので、ちょっと勿体無いですね 笑
今これを買うなら下記のAterm MP01LNの方が良いと思います。とはいえ、どんなモバイルルーターを買うにしもて必ず対応バンドを確認してください。
追加SIMについて
自宅回線の代わりにモバイルルーターを使う場合、別途SIMカードを挿入する必要がありますが、「新しく契約するのが面倒だ」という方は、今の携帯料金に毎月プラス数百円〜数千円を追加するだけで、今使っている携帯のデータ通信を分けあえるプランが利用できるかもしれません。
もしそうなら、そのままデータを共有してもいいですし、携帯料金のデータ通信量を上げれば問題ありません。
追加SIM(データシェア)についての注意点
プラン次第では追加SIMを発行できない場合があります。また、通常追加SIMの発行時には別途料金が掛かります。大手キャリアでデータシェアする場合は、新プランと旧プランで変更があるために、実際にキャリアショップでデータシェアについて聞くのが一番ですが、そもそもあまりオススメしません。
同じ格安SIMにも追加SIMを提供している会社は多いです。
SIMフリーモバイルルーターにおすすめの格安SIM
格安SIMは無制限プランがほぼなく、あったとしても無制限プランの通信速度は基本的に遅いです。モバイルルーターで格安SIMを使うポイントは、大容量のデータプランが契約できて、よく使うサービスのデータ消費がカウントされない格安SIMを選ぶと良いでしょう。
モバイルルーターで格安SIMを使う場合はBIGLOBEモバイル一択!
個人的には、格安SIMでできるだけ大容量のデータ通信をしたい場合は、BIGLOBEモバイルほぼ一択なんでは無いか?と思っています。
BIGLOBEモバイルでは30GBまでのデータ契約ができますが、月額980円の「エンタメフリーオプション」に加入すれば、YouTube/AbemaTV/U-NEXTなどの動画サービスの視聴やApple Music/Spotify/AWAなどの音楽ストリーミングでデータ消費されません。
例えば月12GBのデータ通信+エンタメフリーオプションの場合、月額は3,680円です。
エンタメフリーオプションは3GB以上のプランから加入できるので、もっと安く抑えることも可能です。
スマホとシェアすることでもっと安くできる!
BIGLOBEモバイルを最もお得に使うには、携帯の契約をBIGLOBEモバイルにし、200円で追加のシェアSIMを発行してそれをモバイルルーターに挿して使う方法です。
音声SIM 12GB | 3,400円 |
追加SIM (データ) | 200円 |
合計 | 3,600円 |
エンタメフリープランは、SIMごとに契約しなければいけないので、どちらにつけるか悩みどころですが、個人的には携帯で利用する音声通話SIMにつけた方が良いと思います。外出先で利用できて使い勝手が良い上に、音声通話SIMにつける方がオプション料金が安いためです。
エンタメフリーオプション | |
音声通話SIM | 480円 |
データSIM | 980円 |
上記のように、音声通話SIMとデータSIMで500円ほどの差額が出ます。
更に申し込み時に音声通話SIMにエンタメフリーオプションをつけると最大で6ヶ月間オプション料金が無料になるほか、音声通話SIMは初期手数料3,394円も無料です。
もちろん、携帯用の音声通話SIMと自宅用のデータSIMそれぞれにエンタメフリーオプションを追加することも可能で、両方にエンタメフリーオプションをつけたとしてもトータルで5,060円という安さ!
この5,060円というのはスマホ料金と合わせて、です。そう考えるとかなり安くないですか?
極限まで安く使いたい場合は、音声通話SIMだけにオプションをつけて、自宅でエンタメフリーオプションのサービス範囲内を利用する際だけスマホのテザリング機能を利用することで月額料金を極限まで安く抑えられます。
BIGLOBEモバイルの注意点
直近72時間(3日間)のデータ通信量が6GBを超えた場合は速度制限が掛かる
エンタメフリーオプションの同時接続数は1台のみ(2台以上だとデータ量が消費されます)
エンタメフリーオプションはSIMごとに契約(親回線につけても子回線で使う場合は別)
音声通話SIMの1年以内の違約金は1,000円。データSIMは違約金無し。
別途SIM発行手数料と準備手数料で3,394円が一度だけ掛かります。
おまけ:制限付きでも完全無制限で使いたい方へ
今回、【安く】【縛り無し】を特に重視して固定回線の代わりになる方法をご紹介しましたが、逆に「縛りがあっても良いから完全に無制限で使いたい!」という方には、どんなときもWifiと契約するのがオススメです。
どんなときもWifiは2年の自動更新ですが、月額3,480円で完全ネット使い放題です。
どんなときもWifiの注意点
モバイルルーター代は0円だがレンタル
25ヶ月目以降は3,980円になる。
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