10月17日にNTTドコモの新作発表会で話題を掻っ攫った携帯電話があります。
京セラが発表した「カードケータイ KY-01L」です。
ガラケーという位置付けならがら『ガラホ』よりも『スマホとガラケーの中間端末』にふさわしい携帯電話です。
また、端末の価格は実質10,368円。一括31,752円という手軽な価格も魅力です。
今回はそんな『KY-01L』の何がそんなに凄いかをご紹介したいと思います。
カード型携帯KY-01L
KY-01Lは「4Gケータイで世界最薄、最軽量」の謳い文句の通り、厚さ5.3mm、重さは約47gとなっており、これは昨今のスマートフォンの流行りと逆行した形となっています。
『電子ペーパー』の採用が鍵!
KY-01Lはかなり小型で薄い端末なので、大型のバッテリーを積むことはできません。バッテリー容量はたった380mAh。その少ないバッテリーの欠点を補う為、ディスプレイに消費電力の低い2.8インチ640×400の電子ペーパーを採用しています。また、静止状態の時にはバッテリーが消耗しない工夫もなされており、連続待受時間約100時間を実現しています。
電子ペーパーディスプレイに馴染みの無い方の方が多いと思いますが、Kindleに採用されているものと同じ言えば少しはピンと来るでしょうか。
『KY-01L』のここが凄い
- 通話(高音質通話VoLTE対応)
- SNS
- Webブラウザ(インターネット)
- テザリング
- Bluetooth
- アラーム
- 電卓
- メモ帳
- 防滴(IPX2)対応
- 連続待受時間約100時間
『KY-01』のここが残念
- カメラ
- microSDスロット
- 動画再生
- Webブラウジング時のレスポンスの悪さ
OSはdocomoが独自開発したものなので、アプリを新しく追加することはできないそうです。
KY-01はガラケーとスマホの中間端末
KY-01は『ガラケーに匹敵するバッテリー持ち』に加え、ガラケーを凌駕する『コンパクトさ』、そして『Bluetooth,Wifiテザリング』というおまけつき。
個人的には、ビジネスマンの2台持ちや、ガラケーから移行するユーザーには特にお勧めだと思います。反対に現行のスマートフォンの機能を使い倒してる学生などにはお勧めできません。ただ現時点でこの完成度なら、2世代目・3世代目には快適なブラウジングは実現されそうな気がしています。
何にせよ、電子ペーパーを採用したKY-01のような端末が新しいトレンドになると思いました。
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