3.3インチの超小型スマートフォンPalm Phoneが発売!海外での口コミやレビューを参考に解説してみた

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※この記事は1年以上前に書かれたものです。情報が古い可能性があります。

3.3インチの超小型スマートフォン『Palm Phone』が4月24日より+Styleから国内販売が開始されるそうです。

価格は税込4万4800円。

という事で、果たして3.3インチという超小型スマートフォンの使い勝手はどうなのか?について、専門用語が分からない人にもできるだけ丁寧に解説しながら、個人的な意見や既に使用した海外の方のレビューを交えて書いていきたいと思います。

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Palm Phoneのスペック

動作の快適さは?

CPU Octa-core

RAM 3GB

Android OS v8.1 (Oreo)

ROM32GB

 

よく言われるのがCPUは『頭脳』、RAMは作業をする『机』に例えられます

要するに頭(CPU)がいくら良くても作業領域(RAM)が狭ければ速度は出ませんし、逆に作業領域(RAM)だけ広くてもそれを使う頭(CPU)が悪ければ効率は悪くなってしまいます。

では『Palm Phone』に搭載されているCPUとRAMはどうなのかと言うと、CPUはオクタコアと言って8つのCPUが搭載されているという事です。

この数は現行のハイエンドスマートフォンにも搭載されているのと同じレベルですが、Palm Phoneに搭載されているCPUは『Snapdragon 435』と言い、Snapdragonシリーズの中ではローエンド向けとなっており、クロック周波数が最大で1.40 Ghzとなっています。

クロック周波数の数値が大きいほど同じ時間でたくさんの処理ができるようになるため、この数が大きいほどスマホの動作が速くなります。

同じコア数でクロック周波数なのは『AQUOS sense lite (2017年発売)』』などになり、特にAQUOSはRAMも3GBで似ているので参考になるのでは無いでしょうか?ちなみにAQUOSには Snapdragon 430が搭載されています。

参考: Snapdragon 430 VS  Snapdragon 435

参考:スマートフォン(スマホ)のCPU性能比較表【2019年最新版】

次に3GBのRAMに関してですが、もちろん4GBの方が良いの言うまでもなく、特に高性能のゲームをした時や複数のアプリを同時起動している時に差が現れます。

アプリ単体での速度で言えば、例えば『荒野行動』の必要スペックを見てみると推奨スペック内(最低はRAM2GB)なので、ある程度のアプリは十分に動作すると思います。

参考:荒野行動(knives out)非公式wiki

動作についての個人的な見解

そもそも3.3インチという超小型スマートフォンでゲームをしようという方はあまりいないと思うので、ブラウジングやLINEアプリなどの使用に全く問題無いスペックだと思います。不要なアプリはその都度決しておけば問題ありません。

ちなみにROM(本体容量)は32GBでmicroSDカードは差せないようです・・・。

カメラについて

背面カメラ 12MP

前面カメラ 8MP

 

MPとは要するに『メガピクセル=万画素』なので、通常のカメラが1200万画素、インカメラが8万画素にということになります。

写真の綺麗さは単純に画素数では判断できず(というか、ほぼ関係ない)、F値やISO感度など様々な要因によって表されます。

例えば『iPhone 6s』なんかも1200万画素なんですが、めちゃくちゃ綺麗ですよね。

参考:iPhone6sで撮影した写真

乱暴に説明すると、iPhoneはめちゃくちゃ良いレンズを使っているから綺麗に感じるということです。

とにかくPalm Phoneのカメラについては、実際に販売されているアメリカの方のレビューを参考にいくつか調べてみましたが、『平凡』『暗さに弱い』『ピントが合いづらい』『露出オーバーしやすい』など、少なくとも良いという評判は見つけられませんでした

参考:Palm Phone Review

カメラについての個人的見解

コンパクトなスマホを求める方の中には『撮影のしやすさ』が理由の方も多いと思いますが、そういった方は買わない方が良いでしょう。ただひとつフォローできることがあるとすれば、今回私が参考にさせて頂いたレビューはいづれも『ガジェットに詳しい人』が書いた記事なので、一般ユーザーが使うにはもしかしたら十分なのかもしれません・・・・が、やはりオススメはしません。

バッテリーについて

電池容量 800mAh(取り外し不可)

充電時間 約31分で50%、約68分で100%

 

個人的に一番引っかかったのはここですね。高性能なスペックのままここまでコンパクトする為には当然バッテリーが犠牲になります。

Palm Phoneの電池容量は800mAhという小ささ!さらにスマホの電池は消耗品なのにも関わらず『取り外しが不可』という点。

やはり海外のレビューを見ても『バッテリーが最悪』という意見が多くありました。

これでバッテリーさえ交換できればまだマシだったと思うのですが・・・・。

バッテリーに関する個人的な見解

特に言うことは無いのですが、メイン機として使うにはあまり良くなさそうですね。

せっかく端末の大きさの割に良い性能なのに、バッテリーの減りを抑える為には極力アプリなどを使わない方が良いという・・・本末転倒な気がします。

その他のスペックや機能

その他の良い点

  • 本体重量がたった62.5g
  • IP68規格なので粉塵・水没にも平気
  • 使う方が多いかは分かりませんが、Google Assistant 搭載
  • 顔認証

Palm Phoneがオススメな人

  •  アプリの使用時間が短い
  • 旅行用などのサブ機

のどちらかに当てはまる方は良いんじゃないでしょうか?

とはいえ、旅行用であっても旅先でGPSを使用し続けていたらその分バッテリーは切れるのが早くなってしまいますが・・・・。

そして国内で使用するならもう少しだけ大きい5インチ程度のスマホで良いような・・・。

参考:【2019年2月】今が狙い目!2万円以下で買えるハイスペック中古スマホ

ネットが完全に不要で、受け専用なら電池持ちが良くて維持費の安いガラケーとかだとオンライン契約で月額300円程度で済みますし・・・。

参考:ソフトバンクに乗り換える(MNP)ならネットで契約しないとめちゃくちゃ損します!

性能を調べるとなかなかマニアックな機種だなぁというのが個人的な感想でした。

 

Palm Phone

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