つい先日、スマホシェア業界2位であるHuawei (ファーウェイ)の問題を取り上げたばかりですが、今度は業界1位のSamsung (サムソン)の話題(それもネガティブな)を取り上げることになってしまいました。
SAMSUNGが偽ブランドとのコラボを発表
以下はGigazine様のサイトより引用
2018年12月10日、Samsungが新型スマートフォン「Galaxy A8s」を中国市場向けに正式発表しました。その発表イベントの中でSamsungは、人気ファッションブランドであるSupremeとの若者をターゲットとしたコラボレーションを大々的に告知。しかし、Samsungがコラボレーションを告知したのは本家Supremeではなく、本家とは全く無関係な上に勝手にロゴと名前を使用しているフェイクブランドだったことが判明しました。
どうやら「Galaxy A8s」の発表イベントで大々的に偽ブランドとのコラボレーションを発表してしまったそうです。
同記事によると、Samsungがコラボを発表した相手は、本家Supreme NYCではなくSupreme Italiaというブランドだそうで、Supreme Italiaは私たちが知っているあの「赤字いボックスロゴ」の服を作っているブランドでは無いそうです。
ではSupreme Italiaはどんな製品を作っているかというと・・・
こちらがその製品!
私たちがよく知るSupremeですよね・・・。
実は、、Supreme NYCの創業者は「Supreme」のロゴデザインに関する著作権を保有していないのだそうです。
そしてSupreme Italiaは、その抜け道を利用してコピー製品をいくつも製造・販売しているそうです。
過去には本家Supreme NYCから訴えられた事もあるそうですが、裁判ではSupreme Italia側が勝訴しており、あくまで「合法的」にビジネスを行なっているそうです。
Samsungは確信犯なのか?
スマホシェアでトップを走る企業が偽ブランドとのコラボをするメリットはあるのでしょうか?
確信犯として発表したとしたら・・・企業倫理的にちょっとどうなんでしょうか。
もしくは「Samsungが偽ブランドにうまく騙された」という事なのでしょうか?そうであれば、あまりに事前リサーチがお粗末過ぎます。
どちらにせよ今回の件はSamsungにとって良い方向に進まないでしょう。
過去にもあったお粗末すぎる不祥事
今年8月にも、Samusungは「Glalaxy A8」のカメラサンプルとして公開した写真が「Getty」というストックフォトサービスから購入した写真ということが報じられました。
「うちのカメラで撮りました」と言った画像は、実は一眼レフで取られた写真だったわけです・・・。
アジア圏に吹く逆風
現在スパイ疑惑で各国から締め出しをされて、先日CFOまでもが逮捕されてしまった中国のHuawei。
日本でそのHuawei機器を通信設備にを採用しており、先日は大規模な電波障害の発生など、上場前を目前にドタバタしている日本のSoftbank。
そして今回やらかした韓国のSamsung・・・・。
一体アジアの携帯業界はどうなるのでしょうか。
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