「あなたがスマートフォンに求めるものは何ですか?」
これは、私が販売員時代に機種変更するお客様のヒアリングをして一番多くした質問かもしれません。
みなさん義務感のように「2年経った」と、最新のスマホに機種変更しようと来店される方がほとんどでしたが、「LINEと電話とカメラぐらしか使わない」と仰る方がほとんどでした。
それに加わってもせいぜい「パズドラ」や「モンスト」などのアプリぐらいでした。
最新の端末は値段が高額な事もあって、現行のアプリには十分過ぎるほどの性能を持っています。それどころか、綺麗に使えば2〜3年先ぐらいまでは十分通用するスペックを兼ね備えたものもあります。
逆に言えば、多くの方が常に最新のスマホに買い替えるので、今でも通用するスペックの端末が中古市場に出回り、その結果安く手に入るということです。
また中古スマホを購入する最大のメリットは、スマホ契約とは関係無く端末のみを買うので、端末さえ手に入れた後は通信費以外必要ないということです。
今回は私、鬼Bおすすめの今が狙い目の中古スマホをご紹介したいと思います。
※中古スマホの注意点や実際に使用するまでの流れなどについては過去記事をお読み下さい。
10/29追記
海外スマホを含め、今オススメの機種を厳選してみました。
中古スマホ情報も更新してあります。
中古スマホを買う前に
中古スマホを状態や、保証期間などによってかなり値段に開きがあります。傷の判定は個人差があるので、ショップ毎に一定の基準を出しているオンラインショップがおすすめです。またオンラインショップの場合は赤ロム保証がついてるところも多いので、ヤフオクやメルカリなどの個人間取引ではなく、極力ちゃんとしたオンラインショップで買うようにしましょう。
中古だとついつい傷が心配になりますが、それよりも性能面での劣化が無いか?ネットワーク利用制限は○か?を気にした方が良いでしょう。また前面に傷があるものは避けて、背面に傷があって価格が安い物が狙い目です(カバーで隠せますので)。
用語解説
SIMフリー/SIMロック解除済み・・・どこの回線でも使える
ネットワーク○・・・問題なし
ネットワーク△・・・利用可能。持ち主が本体代金の残っており、払わない場合ネットワーク制限が掛かってしまう
赤ロム・・・利用制限中の端末
ということで、SIMフリー(or SIMロック解除済み)+ネットワーク○の端末がベストな組み合わせという事になりますね。
勿論、使用する回線が既に決まっている方はその回線に合わせた端末を買っても問題ありませんし、そちらの方が数千円安く購入できます(例えばDocomoならDocomo系格安SIM、auならau系の格安SIMが利用可能など)。
またネットワーク利用制限△のものについては、突然スマホが使えなくなる危険性がある分かなり安いので、ネットワーク利用制限△の物を敢えて永久保証があるお店で買うのも一つの手ですね。
片手で持てるコンパクトサイズのスマホ
最近のスマホの大型化のせいで、コンパクトなスマホはむしろ中古ぐらいでしか手に入らなくなりましたね。かくいう私もコンパクトなスマホが欲しくて先日中古でXperia Z5 Compactを購入しました(※後述)が大満足しています。
iPhone SE
iPhone5sは根強い人気を誇っていたロングヒット製品でしたが、流石に今の時代OSが古くて流石に使いにくくなっています。そんな5sと同じ4インチであるSEは、今でも通用するスペックを持ち、尚且つiPhone7以降無くなってしまったイヤフォンジャックがSEにはついていますので、手持ちのイヤフォンを使うことができるなど、最新のiPhoneには無いメリットも持ち合わせています。
デメリットとしては防水性能・ワイヤレス充電・Touch ID・Apple Payの機能がついておらず、3Dゲームを使い倒すには不向きです。中古の値段はだいたい1万6000円くらいからあります。ちなみに今年11月までの時点では中古スマホの売り上げはiPhone SEが4ヶ月連続1位のようです。
Androidでコンパクトな端末が欲しい方におすすめなのがXperia Z5 Compactです。4.6インチに凝縮された今でも十分通用するスペックの端末(こちらも3Dを使用するアプリを多様するにはややスペック不足)で、何といっても高性能なカメラと流石はSonyだけあって音楽再生時の音質が凄く良い。また、サイドの電源ボタンで指紋認証できるのでかなり便利です。私も現在メイン機として使用しております。現在の中古相場としては1万5000円〜2万円前後で取引されているようです。
ちなみに私が購入したのは、ダイワンテレコム で売られていたSIMロック済みのDocomo版Xperia Z5 compactを1万7100円で購入しました。(現在LINEモバイルで運用しています)。
iPhone SEとXperia Z5 Compactの比較
iPhone SEの方がディスプレイが小さいので、その分iPhone SEの方が薄くて軽いです。性能面で言うと、Xperia Z5 Compactの方が画質とCPUの面で優れています。ただ、一般的な使用をするにあたり両者の間で圧倒的な差を感じることは無いでしょう。それよりもiOSかAndroidかで迷った方が良いと思います。iPhone SEの方が若干相場が高めですね。
ハイスペックなスマホ
Xperia XZ
CPUに高性能なSnapdragon 820を搭載している為、動作が非常にサクサクしておりスマホゲームも快適にプレイできます。放熱設計も進化しており、それまでXperiaシリーズで度々問題になっていた発熱もかなり抑えられています。また、もともとカメラ性能に定評のあるXpariaシリーズですが、XZではカメラの起動の速さやフォーカス機能も進化しているので動きの速い対象物でもブレる事なく撮影する事ができます。最近値段が相場が下がってきましたので、サイズやOSにこだわりが無ければ、個人的には一番おすすめの機種です。
iPhone6s
普段使いに支障が無いレベルで2万円前後で買えるiPhoneはというとこの「iPhone6s」です。やはり日本でのiPhone人気は凄まじく、2015年に発売された製品ですがSIMロックを解除していない少し状態の悪い機種でギリギリ2万円を下回る価格です。ワイヤレス充電や防水機能がついてないので、現行機種と比べると少し物足りないのは事実ですが、初めてのiPhoneや5sぐらいまでの機種を使っていた方からすると、それでも十分に使いやすい端末だと思います。
しかし契約が面倒くさくないのであれば、MNP(乗り換え)をして格安で最新のiPhone XRあたりを手に入れる方がおすすめです。
例えば下記の記事にも書きましたが、オンラインのsoftbank代理店で申し込めば格安でiPhoneの最新機種を手に入れられる他、MNP(乗り換え)ならキャッシュバックも貰えます。下記の記事に詳細を書いています。
3年前のiPhone6sの市場価値が中古でも2〜3万程度という事を考えれば、今最新機種を手に入れて2年後に売る方がかなりコスパが良いと思います(勿論、2年後に必ずしも2〜3万で売れるという保証はありませんが)。
まとめ
特に狙ったわけでもなく、結果的にiPhoneとXperiaシリーズのみを紹介することになってしまいました。勿論、人気のあるメーカーはたくさんあります。それこそシャープは液晶の綺麗さに定評がありますし、Arrowsはバッテリーの持ちに定評があります。Galaxyは毎回少し独特な新機能を取り入れるなど挑戦的で、中華スマホは新品でそこそこの性能なのに価格が安いです。
しかし、私が実際店頭に立って多くのお客様の声を聞いた結果、かなり多くの方が「電話・LINE・Youtube・音楽・カメラ」が主な利用用途で、後は「たまに使う」程度でした。
そう考えると全てを平均以上クリアしていて使い勝手が良いのはやはりAppleかSonyの端末がおすすめと言う事になりました。
「とにかくカメラだけ!」とか「とにかくLINEだけ」という様にご自身が一番必要な機能さえ分かれば更に安くて満足できる端末を手に入れることができるでしょう。
そのうちブログにも書こうと思いますが、スマホ端末を格安で手に入れたいなら、安い端末をやみくもに探すより「何が自分にとって一番大事な機能なのか?」を自問するのが最大のコツだと思います。
[2019.05.17追記]
新品で安い端末をお探しの方はこちら。
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