アメリカを中心に各国でHuawei製品の締め出しが行われているという記事を書きましたが、兼ねてから個人情報の取り扱いを疑問視されていたFacebookがまたまた批判を浴びています。
一体何が問題なのか?
完結に言うと、IT大手など150社以上と結んでいた情報共有契約の内部文書が告発されました。
その内部文書によって、Facebookに登録していたユーザーの個人情報を勝手にFacebookが提携先の企業に渡してたということが明らかにされました。
CEOマーク・ザッカーバーグの嘘
これまでFacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは「ユーザーの情報をだれに見せるかはユーザー自身が完全に制御している」と主張してきました。
つまりFacebook内で非公開に設定したものは第三者に見られることが無いとのことでしたが、実際には、例えばマイクロソフトの検索エンジンBingもFacebookユーザー全員の友達の名前を本人の同意なしで見ることができていたようで、Amazonも同様のことをしていたそうです。
さらにとんでもないことに、NetflixやSpotifyに至ってはプライベートなメッセージすらも読むことができたとFacebookの元従業員50人が証言しています。
情報共有の契約自体は既に無効
問題の情報共有の契約自体は既に数年前の契約で、現在では無効になっているそうですが・・・それにしても恐ろしいですよね。
Huaweiが疑惑の時点で騒がれていたのに対してこちらは完全なクロ。
アメリカ政府には、中国は勿論、それ以前に国内のプライバシー対策をどうにかして頂きたいものです。
まぁ、そもそも過去にスノーデンからアメリカ政府自体が国民の会話の盗聴や他国の情報を不正に入手していると告発されていますが・・・。
ちなみにSNSを個人情報を問題視したドキュメンタリー映画「あなたは利用条件に”同意する”? ~ネットと個人情報~」という映画はおすすめです。
Netflixに加入している方なら見れるので是非。
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