昨年11月にSIRIN LABSがSRNトークンホルダー限定に販売したコールドウォレットを備えたブロックチェーンスマートフォン「FINNEY」がいよいよ日本に上陸しました。
仮想通貨に興味が無い方にとっては何のことだかサッパリだと思いますが、要するに「SRNという仮想通貨を保有している人限定で販売されていた、仮想通貨に特化した端末が日本に上陸した」ということになります。
仮想通貨用のスマホって具体的にどういうこと?
FINNEYは仮想通貨に特化したスマートフォンなのですが、厳密に言うと仮想通貨の中のブロックチェーンという技術に特化したスマートフォンになります。
ざっくり言えば、仮想通貨とはビットコインなどの通貨自体のことを指し、ブロックチェーンとは仮想通貨の中に含まれている技術のこと指します。
仮想通貨は銀行のように、中央管理者がおらず(誰かが帳簿をつけて記録しているわけではない)非・中央集権であると言われますが、それは世界中のコンピューターに情報を細切れに分散していて、その細切れの情報が取引の度に相互に認証されるので、特定の人が管理する必要が無いのです。
そういった技術のことを「ブロックチェーン」と言います。
FINNEYで具体的できることは、たとえば「仮想通貨の取引」「仮想通貨に特化したDappsブラウザ」「仮想通貨を保存するウォレット(財布)」などが標準搭載されています。
スマホとしての性能は?
- Android8.1ベースの独自OSの「SIRIN OS」
- 6GB RAM
- ストレージ128GB
- SDカードスロット
- NANO SIM
- 3280mAh
- カメラ 12MPx/8MPx
- SIMフリー
- Bluetooth5.0
- NFC搭載
単純にスマートフォンとしてのなかなかのスペックのようですが、特筆すべきはAndroid8.1ベースにした独自OSの存在。
もともとセキュリティーに定評のあるSIRIN LABSの「Sirin OS」は、不正侵入防御システムや音声・テキスト・電子メールなどのプライバシー保護、多要素認証機能など、かなり強固なセキュリティー機能を搭載しています。
FINNEYの購入はSIRIN LABSの公式サイトまで(日本語)。
SIRIN LABS 世界初ブロックチェーンスマートフォンFINNEY™
▼FINNEY™注文受付中https://t.co/HJDwAXsb5t pic.twitter.com/gZmDCTFMtN— SIRIN LABS JAPAN (OFFICIAL) (@SIRINLABSJAPAN) 2018年12月2日
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